社会人として両方取得を目指しているあなたは、きっとそう悩んでいるはずです。
どちらも就職・転職で評価される人気資格ですが、難易度も勉強時間もまったく違います。順番を間違えると、モチベーションが崩れてしまうことも。
この記事では、簿記3級→ITパスポートの順で取得した私が、実体験をもとに正直にお答えします。
結論:ほとんどの人にはITパスポートを先に取ることをおすすめします。理由は後ほど詳しく解説します。
ITパスポートの出題範囲や実務での活かし方について詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせてどうぞ。
ITパスポートと簿記3級、基本情報を比較
まず、両資格の基本情報を整理します。
| ITパスポート | 簿記3級 | |
|---|---|---|
| 主催 | IPA(情報処理推進機構) | 日本商工会議所 |
| 試験形式 | CBT方式(随時受験可) | 統一試験(年3回)またはネット試験(随時) |
| 合格基準 | 総合600点以上(1000点満点) | 70点以上(100点満点) |
| 合格率 | 約50% | 約40〜50% |
| 受験料 | 7,500円 | 2,850円 |
| 必要な勉強時間 | 100〜150時間 | 50〜100時間 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
実は両資格とも難易度・合格率はほぼ同じ水準です。ではなぜITパスポートを先に取ることをおすすめするのか、次のセクションで詳しく解説します。
簿記3級の試験概要をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事で完全ガイドとして解説しています。
難易度・勉強時間を正直に比較
| ITパスポート | 簿記3級 | |
|---|---|---|
| 必要な勉強時間(目安) | 100〜150時間 | 50〜100時間 |
| 私の実際の勉強期間 | 約1〜2ヶ月 | 約1〜2ヶ月 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 挫折しやすさ | 低い | 低い |
数字だけ見ると簿記3級の方が勉強時間が短く、難易度も同程度です。ではなぜITパスポートを先に取ることをおすすめするのか。理由は「受験のしやすさ」と「学習内容の馴染みやすさ」にあります。
ITパスポートはCBT方式で好きなタイミングで受験できます。不合格でもすぐ再挑戦できるため、忙しい社会人でもスケジュールを合わせやすいのが特徴です。
簿記3級は統一試験(年3回:2月・6月・11月)に加え、現在はネット試験(CBT方式)でも随時受験できるようになりました。受験機会は増えましたが、簿記特有の「借方・貸方」という概念は日常生活で触れる機会がなく、最初のとっつきにくさがあります。
もう一つ大きな違いが、出題形式です。ITパスポートは四肢択一式で100問が出題されるため、わからない問題でも選択肢から推測して解答できます。一方、簿記3級は大問形式で、仕訳や計算結果を自分で記入する記述式の解答が含まれます。選択肢から選べないぶん、簿記3級は「曖昧な理解のままでは答えが出せない」試験です。
私自身、簿記3級の勉強中は「貸借が一致するかどうか」が一つの確認基準になっていました。電卓を叩いて貸借が合えば「合っている可能性が高い」とわかるので、これは記述式試験ならではの感覚です。逆にITパスポートは選択式なので、用語の意味を完全に理解していなくても、消去法である程度の点数は取れてしまいます。「なんとなく解ける」のがITパスポート、「理解していないと解けない」のが簿記3級、というのも一つの違いとして覚えておくとよいでしょう。
ITパスポート単体の勉強時間をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事でレベル別の目安とスケジュールを解説しています。
ITパスポート単体の難易度・合格率をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事でデータをもとに検証しています。
あなたの目的別:どっちを先に取るべきか
「とりあえず両方取りたい」という気持ちはわかりますが、目的によって優先順位は変わります。あなたの状況に合わせて確認してみてください。
勉強スタイルで選ぶなら
目的別の前に、「勉強のタイプ」でも適性が分かれます。
ITパスポートは出題範囲が広く、ストラテジ・マネジメント・テクノロジの3分野を一通り「理解」する必要があります。範囲の広さに最初は戸惑うかもしれませんが、1つ1つの概念は身近な内容も多く、「全体像をつかんでから理解を積み上げるのが得意な方」に向いています。
一方、簿記3級は出題パターンがある程度決まっており、「仕訳」というゴールに向けて問題演習をひたすら繰り返すタイプの試験です。理屈より先に手を動かして覚えるのが得意な方は、簿記3級から始めると勢いがつきやすいでしょう。
「広く理解する」のが得意ならITパスポートから、「繰り返し演習で定着させる」のが得意なら簿記3級から、というのも1つの判断軸になります。
就職活動中の学生・第二新卒の方
→ ITパスポートを先にとることをおすすめします。
理由をお伝えする前に、まずITパスポートならではの強みをお伝えします。それは「業種・職種を問わずどこでも活かせる汎用性の高さ」です。簿記3級は経理・財務など特定の業務と直結する資格ですが、ITパスポートで学ぶIT知識は営業・事務・製造・医療・教育などどんな職場でも活かせます。どんな部署に配属されても・どんな会社に就職しても強みになるのがITパスポートの最大の魅力です。
理由は3つあります。
1つ目は就活のスケジュールと相性がいいから。ITパスポートはCBT方式で随時受験できるため、就活の合間に取得しやすいです。
2つ目は「ITリテラシーがある」とアピールできるから。ITパスポートはIT系・非IT系問わず評価されます。特に文系就活生にとっては、差別化になりやすい資格です。
3つ目は合格体験で自信がつくから。簿記3級の勉強に入る前に、ITパスポートで「合格できた」という成功体験を積んでおくと、その後の勉強へのモチベーションが続きやすくなります。
転職を考えている社会人の方
→ 転職先の業種によって変わります。
| 転職先の業種 | おすすめの優先順位 |
|---|---|
| IT・SIer・Web系 | ITパスポート→簿記3級 |
| 経理・財務・会計事務所 | 簿記3級→ITパスポート |
| 営業・一般事務・管理部門 | ITパスポート→簿記3級 |
| コンサル・金融系 | 簿記3級→ITパスポート |
経理・財務への転職を目指すなら、簿記3級の方が選考で直接評価されます。ただしそれ以外の多くの職種では、まずITパスポートを取って「基礎的なITスキルがある人材」とアピールする方が転職活動を有利に進めやすいです。
スキルアップが目的の在職中の方
→ ITパスポートを先に取るのが断然おすすめです。
在職中の勉強は時間が限られています。まずITパスポートで勉強習慣をつけてから、次のステップとして簿記3級に取り組む方が無理なく続けられます。また、ITパスポートで得たIT知識は業務の幅を広げる即効性があり、取得後すぐに職場で活かせる場面が多いのも魅力です。
実体験:私が簿記3級→ITパスポートの順で取った正直な感想
私は簿記3級を先に取得し、その後ITパスポートを取得しました。今振り返ると、順番は逆の方がよかったと感じています。
簿記3級で苦労したこと
簿記3級の勉強を始めて最初につまずいたのが、「借方・貸方」という概念です。
日常生活で「借方」「貸方」という言葉を使う場面はまずありません。さらに「減価償却」など、日常では馴染みのない専門用語も登場します。独学だと「これは一体何を意味しているのか」という理解のハードルが、想像以上に高かったです。
だからこそ私は、豊富な実績を持つ大原を選びました。独学では理解が難しい概念も、講師の説明があることで腑に落ちる感覚がありました。「独学では厳しそう」と感じている方には、迷わず予備校・通信講座の活用をおすすめします。
入社前に簿記の資格を取っていたため、入金伝票・支払伝票や振替伝票などを迷うことなくスムーズに対応できました。また借方・貸方の概念が頭に入っているため、決算の資料もスムーズに作成することができました。簿記の知識がなかったら、どちらにどの勘定科目を入れればいいのかわからず、業務に支障をきたしていたと思います。
「借方・貸方」の仕訳の覚え方はこちらの記事で、決算書類の一つである貸借対照表についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
合格発表のとき
簿記の試験には、他の資格にはない特徴があります。それは「貸借がぴったり合えば正解とわかる」という点です。
電卓を叩きながら答案を仕上げたとき、貸借の数字が一致した瞬間に「これは合っている」という確信が持てました。そのため、合格発表のときはそれほど不安はありませんでした。簿記特有の「自己採点しやすさ」は、勉強期間のプレッシャーを和らげてくれる、ちょっとした救いだったと思っています。
ITパスポートは業務経験があると有利だった
簿記3級合格後にITパスポートの勉強を始めたとき、正直「思ったより全然スムーズだ」と感じました。
私はIT部門に所属しSEとしての業務経験があり、業務部門に移動した後もExcelのVBAマクロを使った業務改善に長く携わっていました。ITパスポートで問われるネットワーク・セキュリティ・システム開発の基礎知識は、日々の業務で自然と身についていた知識と重なる部分が多かったのです。そのため参考書と過去問の繰り返しだけで、スムーズに合格まで進めることができました。
加えて、私は生命保険業界で25年間勤務してきましたが、その中でIT部門に所属していた期間がありました。生命保険会社のシステムは契約管理・保険金支払い・資産運用など複数のシステムが連携して動いており、他社との競争の中で絶えず新商品の開発を求められ続けます。開発技術のPartで学ぶ「要件定義」「システム設計」「テスト」「導入・受入れ」は実際のプロジェクトでも体験していたためスムーズに理解することができました。またITパスポートの四角の勉強を通じて実務の理解も深まりました。
ただし、これはIT部門での実務経験があったからこそです。ITが得意でない方・未経験の方にとっては、参考書の解説がそもそも理解できずにつまずいてしまうリスクがあります。用語の意味がわからないまま過去問を解き続けても、なかなか点数が伸びません。
実際、「ITパスポートの方が簿記3級より難しい」と感じる方も少なくありません。理由は、簿記3級が出題パターンの決まった問題演習で対応できるのに対し、ITパスポートはストラテジ・マネジメント・テクノロジという3つの分野を広く「理解」する必要があるためです。暗記だけでは太刀打ちできない範囲の広さが、ITパスポートを難しく感じさせる最大の要因と言えます。
そのため、ITに苦手意識がある方や初めてITを学ぶ方には、資格の専門学校で丁寧に教えてもらうことをおすすめします。基礎から順序立てて学ぶことで、独学より大幅に取得までの時間を短縮できる可能性があります。
文系・IT未経験の方向けにはこちらの記事で最短勉強法を解説しています。
約1〜2ヶ月の勉強でスムーズに合格できました。
結論:私の実体験からおすすめする順番
ITパスポート → 簿記3級の順番をおすすめします。
- ITパスポートは短期間で合格できるのでまず自信をつけられる
- 成功体験があると簿記3級の勉強も続けやすい
- ITパスポートの知識は業種・職種を問わずどこでも活かせる汎用スキル
- 簿記3級は「借方・貸方」という独特の概念があるので、心の余裕がある状態で挑んだ方がいい
私自身は逆の順番で取りましたが、だからこそ「先にITパスポートを取っておけばよかった」と感じています。実際に両方経験したからこそ言える、正直なアドバイスです。
おすすめ教材・通信講座
ITパスポートのおすすめ教材
独学派におすすめのテキスト
いちばんやさしいITパスポート(技術評論社)
ITパスポートの入門書として定番中の定番です。図解が豊富でIT知識ゼロからでも読み進められます。
キタミ式イラストIT塾 ITパスポート(技術評論社)
イラストとキャラクターで解説してくれるので、堅苦しいIT用語が苦手な方に特におすすめです。
通信講座派におすすめ
スタディング ITパスポート講座
スマホ1台で完結できる通信講座です。動画講義・問題演習・テキストがすべてアプリ内で使えるため、通勤時間や隙間時間を活用したい社会人に向いています。
教材選びに迷ったら、ITパスポートの問題集だけを徹底比較したこちらの記事もあわせてご覧ください。
簿記3級のおすすめ教材
独学派におすすめのテキスト
みんなが欲しかった!簿記の教科書 3級(TAC出版)
簿記3級テキストとして非常に売れているシリーズです。図解とカラーで見やすく、初学者でも読み進めやすい構成になっています。
スッキリわかる 日商簿記3級(TAC出版)
テキストと問題集が一体型になっているので、インプットとアウトプットを同時に進められます。反復演習が合否を分ける簿記には特におすすめです。
通信講座・予備校派におすすめ
大原 簿記3級講座
私自身が実際に通った予備校です。豊富な実績と経験ある講師陣が揃っており、独学では理解しにくい借方・貸方の概念も、具体的な事例を交えて丁寧に解説してもらえます。「独学では厳しそう」と感じている方に特におすすめです。
クレアール 簿記3級講座
コストパフォーマンスが高いと評判の通信講座です。忙しい社会人でも効率よく合格を目指せます。
💡 5月は期間限定割引中で、3級パック Web通信が通常16,000円→11,040円(約31%OFF)になっています。毎月価格が変わるので、申し込む前に公式サイトで最新価格を確認してみてください。
👉 クレアール簿記アカデミーの公式サイトで詳細を確認する
スタディング 簿記3級講座
スマホで完結できる手軽さが魅力です。ITパスポートをスタディングで学んだ方はそのまま同じアプリで続けられます。
過去問の効果的な使い方について詳しく知りたい方は、こちらの記事で具体的な活用法を解説しています。
独学と通信講座、どちらを選ぶべきか
| 独学(テキスト) | 通信講座・予備校 | |
|---|---|---|
| コスト | 安い(2,000〜3,000円) | やや高い(1〜3万円) |
| 学習ペース | 自己管理が必要 | カリキュラムに沿うだけ |
| わからない時 | 自分で調べる必要あり | 動画・講師に確認できる |
| おすすめな人 | 勉強習慣がある方 | 忙しい社会人・初学者 |
時間が限られている社会人の方には、通信講座・予備校の方が結果的にコスパが良いケースが多いです。独学で何度も不合格になるより、最初から効率的なカリキュラムで一発合格を目指す方が時間もお金も節約できます。
両方取るとどう変わる?ダブルライセンスの相乗効果
「どっちが先か」を調べている方の多くは、最終的に両方の取得を考えているのではないでしょうか。実際に両方持ってみると、片方だけでは気づかなかった相乗効果があります。
📊 ITパスポート×簿記3級で広がること
| 場面 | 片方だけの場合 | 両方持つ場合 |
|---|---|---|
| 経理・財務部門での業務 | 簿記だけではシステム導入の議論についていけない | 会計システムの選定・導入に両面から関われる |
| IT部門・システム担当 | ITパスポートだけでは経営・財務の視点が弱い | コスト計算・予算管理の会話ができる貴重な人材に |
| 転職・就活のアピール | 1資格では「勉強した」程度の評価になりやすい | 「IT×会計」のダブルスキルで他の応募者と差別化できる |
| 日常業務・社内評価 | 自分の専門外の話題では発言しにくい | 部門を超えた会議で発言できる「共通言語」が増える |
| 上位資格へのステップ | それぞれの分野で独立して勉強が必要 | 基本情報技術者・簿記2級どちらにも土台ができている |
特に簿記3級からのステップアップとして簿記2級を考えている方は多いと思いますが、簿記2級では工業簿記が加わり、製造業のコスト構造(原価計算)を理解する必要があります。ITパスポートで学ぶ「ストラテジ系」の知識(経営戦略・生産管理など)は、この原価計算の考え方とも重なる部分があり、簿記2級の学習がスムーズになる土台作りにもなります。
もう少し先のキャリアを見据えると、それぞれの資格は異なる専門職への入口になっています。簿記3級は税理士・公認会計士といった財務・会計の専門資格へのステップであり、ITパスポートはITストラテジストや情報セキュリティマネジメントなど、ITを活用した戦略提案を行う専門職への入口です。「どちらの方向にキャリアを伸ばしたいか」も、両資格を学ぶ意味を考えるうえでのヒントになります。
どの会社のどの部門に行かれたとしても、コスト管理やプロジェクトに関わられる機会があると思います。ITパスポートと簿記の知識を持っておくことで、あなたの役に立つことがきっとあります。
ITパスポートで学ぶ「経営・マネジメントの知識」と、簿記3級で学ぶ「お金の流れの知識」は、実はビジネスの両輪です。両方持つことで、どんな職場・部署でも会話できる「社会人の共通言語」が身につきます。
▶ ITパスポートは実務で役立つ?合格者が語るリアルな活用場面
▶ 簿記3級は仕事で役立つ?合格者が語る実務での活用場面
同時並行で勉強できる?現実的なスケジュール例
「両方取りたいけど、同時に勉強するのは無理?」という疑問もよく聞きます。結論から言うと、同時並行はおすすめしません。理由は単純で、どちらも中途半端になりやすいからです。
おすすめは「片方に集中→合格→次へ」の直列方式です。
📅 社会人向け:現実的な取得スケジュール例
| 期間 | 行動 | 目安勉強時間 |
|---|---|---|
| 1〜2ヶ月目 | 簿記3級に集中して勉強・受験(CBT方式でいつでも受験可) | 50〜100時間 |
| 3〜5ヶ月目 | 簿記合格後、ITパスポートの勉強を開始・受験 | 100〜150時間 |
| 合計 | 約5ヶ月でダブルライセンス取得 | 150〜250時間 |
💡 社会人が1日1時間勉強できる場合、5ヶ月あれば150時間確保できます。仕事をしながらでも、十分現実的なスケジュールです。
どちらを先に取るかで迷ったら
「目的別の選び方」は上でご紹介しましたが、どうしても迷う場合は「簿記3級→ITパスポート」の順をおすすめします。理由は3つです。
| 理由 | 詳細 |
|---|---|
| ① 勉強範囲が狭く取り組みやすい | 簿記3級は「仕訳」という明確なゴールがある。ITパスポートは範囲が広く最初は全体像がつかみにくい |
| ② 簿記の知識がITパスポートで活きる | ITパスポートのストラテジ系には財務・会計の問題が含まれる。簿記の知識があると有利 |
| ③ 早期に「合格体験」を作れる | 先に簿記3級に合格することで自信がつき、ITパスポートへのモチベーションが維持しやすい |
もちろん、IT系の仕事に就いている方・就職活動が直近に迫っている方はITパスポートを先にするのが正解です。自分の状況に合わせて選んでください。
▶ 簿記3級は独学で合格できる?社会人向け勉強時間・スケジュール
▶ ITパスポートは独学で合格できる?向いている人・向かない人と合格戦略
まとめ:ITパスポートと簿記3級、どっちを先に取るべきか
ほとんどの人にはITパスポートを先に取ることをおすすめします。
その前に、改めてITパスポートの最大の強みをお伝えします。ITの知識は簿記と違い、全ての業務・職種で役立ちます。ExcelやWord、社内システム、セキュリティ対策など、現代のビジネスはITなしには成り立ちません。「どの部署に異動しても・どの会社に転職しても通用するスキル」という意味で、ITパスポートは非常にコスパの高い資格です。
その理由は3つです。
1つ目は短期間で合格できるから。ITパスポートは1〜2ヶ月の勉強で合格を狙えます。まず成功体験を積むことが、その後の簿記3級の勉強を乗り越える力になります。
2つ目は試験を受けやすいから。CBT方式で随時受験できるITパスポートは、不合格でもすぐ再挑戦できます。簿記3級もネット試験で随時受験できますが、独特の概念があるため準備期間はしっかり確保したいところです。
3つ目はどんな職場でも活かせる汎用スキルだから。簿記3級は経理・財務系の業務で特に役立ちますが、ITパスポートの知識は営業・事務・製造・医療など業種を問わず活かせます。取得後すぐに職場で役立てられるのが大きな強みです。
「まずITパスポートで合格体験を積み、次に簿記3級へ挑戦する」
これが両方取得した私からの、正直なおすすめです。
ITパスポートの具体的な勉強法・おすすめ講座はこちらの記事でまとめています。
どちらの資格も、あなたのキャリアにきっと役立ちます。ぜひ無理のない順番で、着実に取得を目指してください。応援しています!
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サラリーマンでも自営業でも、待っているだけで誰かが収入を上げてくれることは、まずありません。資格をきっかけに個人の価値を高め、収入アップにつなげ、幸せな人生を歩んでいただけることを、強く強く願っています。
この記事を書いた人
- 簿記3級・ITパスポート取得済みの社会人
- 簿記3級:約1〜2ヶ月で合格(大原)
- ITパスポート:約1〜2ヶ月で合格(参考書を使用して独学で取得)
- SE経験・業務部門移動後もExcelVBA、AccessVBAマクロを使った業務改善に従事

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